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静岡県、ため池耐震化

こんにちは。
先日静岡ブログで、大規模ビル・マンションの耐震診断義務化について取り上げました。
今日は、耐震化の話題です。
平成24年11月7日の静岡新聞の朝刊トップ記事に載っておりましたがご覧になりましたか?
「県、農業用ため池 耐震化」
静岡市防災会議にて話し合われたようです。
静岡県は昔から、「東海地震」の中心エリアとして、地震に対する対策や呼びかけがされていました。
そして平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震からも様々な対策がされてきました。
東北の地震の際には、岩手・宮城・福島の3県で多数のため池が被災したそうです。
ため池の堤体(「ていたい」。ダムの本体の事。)の決壊により、下流域の集落を襲い、福島県では死者7人、行方不明者1人を出す大惨事となったそうです。
ため池は主に農業用用水として貯められ、必要な時に使用するもので、雨が沢山降ればその分多くの雨水をためる事が出来ますが、その堤体が壊れてしまうと大量の水があふれ出しとめるのは難しいでしょう。
静岡県では、そんなため池の堤体の耐震化を進めていく方針です。
今後は、地盤危険度の高さを基に優先的な対策が必要なため池を選別し、市町と連結して戦略的に点検・整備を転回していく予定だそうです。
▼県内のため池・・・675ヶ所
▼貯水量・・・数千トン【小規模】~東富士ダム(御殿場市)や田貫湖(富士宮市)など120万トン【大規模】
▼県の第三次地震被害想定で「震度6以上」「液状化危険度大」とされる293ヶ所のため池を整理。
▼震災後に国が創設した補助制度を活用。
▼耐震性に問題があれば補強などの工事を実施。
県内のため池の中には、江戸時代や明治時代に造られたものもあるそうです。
ため池の本体に対する耐震化は、2000年に国が初めて設計指針を定め、この設計指針に沿って改修されたのは10ヶ所程度だそう。
多くのため池で耐震化が必要になりそうですね。
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