スマートエネルギーWEEK
東京の幕張メッセで開催された『スマートエネルギーWEEK』(創エネ・蓄エネ・省エネ技術の総合展)に行ってきました。
太陽光発電はもとより、バイオマス、火力発電、バッテリー、など多くの分野の出展がありました。
中でも今回の目当てのひとつは、『風力発電展』です。
とりわけ20kw未満の小型風力システムに注目しました。
小型風力の固定価格買取制度による調達価格は、55円(税別)/kwh となっており、太陽光に比べ倍以上の設定になっています。
しかもソーラーは日中しか発電しませんが、風力は365日、24時間発電が可能です。
いいことづくめのようですが、ソーラーに比べまだまだ浸透していないというのが現状です。
その要因としては、まずコスト、そしてメンテナンスに対する不透明さ、メーカーの少なさ、ソーラーと違い年間を通して月々の発電量にばらつきがあり融資のハードルがあること、設置場所の配慮 等々、クリアしなければいけない課題がたくさんあります。
ただし今後コストが下がってくれば事業としてはとても魅力的なものになる可能性を秘めています。早くも土地付き風力発電の販売をされている会社様のブースもありました。
ソーラーの時もそうですが、早めに目をつけた実行力のある先見性のある方が成功を収めています。当然投資と考えればリスクも伴いますので、慎重に取り組むべきだと思いますが、、、小型風力の今後の動向に注目していきたいと思います。
ちなみに、こちらは用水路に設置できる小型水力発電装置です。いわゆる水車ですね。
そして太陽光発電展には話題の『プリウスPHV』のソーラー充電システム も展示されていました。
最大出力180wのパナソニック製のパネルを搭載、バッテリーに蓄電し、年間で約1,000kmの走行が可能とのことです。
今年も全体的に活況で、買取価格の下がった太陽光についてもまだまだ勝算あり、ととらえている来場者さんが多いように感じました。
ソーラーシェアリングも含め、太陽光をお考えの方はお気軽にKONOIKEスタッフまでお問合せ下さい。