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癒し系

「脳が感じる癒しと体が感じる癒しは違う」
今日訪問させていただいたお客様が仰っていた。
よりよい住環境を求めている我々にとってものすごく衝撃的な言葉だった。
利便施設が近くにある住まい。交通アクセスがいい場所。自然に親しめる閑静な環境。
そういったことは住居を選ぶ上で重要なファクターであることは間違いないのですが。
くつろげる空間。早く帰って来たくなる部屋。そんなことも考慮したいですね。
脳が癒しを感じる空間ってどういうところ?
体が感じる癒しってなんだろう?
サイケデリックな壁紙が貼ってあるリビングには癒しは感じないだろうし、ただ真白な空間でも癒しを感じるということではないのかもしれないし。
温かみのある住空間に帰ってきてホッとする。
疲れた脳を慰めてくれるようなソファに寝そべって、ちょいと小説を読んで、ミルクたっぷりのアールグレイの香りを楽しむ。
ふと目線を上にすると暖色系のダウンライトがほのかに部屋を照らしている。
サイドボードにおいてあるお気に入りのクマのぬいぐるみがやわらかい影を落としている。
いつの間にか目蓋が瞳を覆っている。
「さあさあ、あなたベッドに行って寝てくださいよ。風邪引いちゃいますよ」
そう促され重い目蓋を伴ってベッドまで。
「いい気持だったのに目がさめちまった・・・・・・」とぼやきながらふかふかの毛布を掛けたとたん体が弛緩してまた寝入ってしまう。
次の日の朝にはすがすがしい気分で目が覚める。
一日の始まりの気持ちよさは活力を与えてくれる。
「さあ、今日も張り切ってまいりましょ~」
そんな住空間を提供できるようにもっと「癒し」を研究してみないといけませんね!
A様本日は貴重な言葉をありがとうございました。