『峠の国盗り綱引き合戦』
本日は、浜松に関するニュースのご紹介です。
静岡県浜松市が長野県飯田市に勝利!2年ぶりに”領土”を取り戻す
静岡県浜松市と長野県飯田市の県境がある兵越峠で24日、今年で24回目となる『峠の国盗り綱引き合戦』が行われた。同大会は両市の代表者が遠州軍(浜松市)、信州軍(飯田市)にわかれて3本勝負の綱引きを行い、勝利した軍が県境を示す”国境”と書かれた立札を相手方に1m動かすことができるという親睦行事。今年は2対1で遠州軍が2年ぶりに勝利し、信州軍に”侵略”されていた”領土”を奪い返すことに成功した。
戦国時代、上洛を目指した武田信玄軍がこの峠を越えて遠州に入ったという歴史にちなみ、1987年より毎年10月の第4日曜日に実施している同イベント。行政上の県境が移動するわけではないが、この”国境のせめぎ合い”は毎年白熱した戦いが繰り広げられている。今年は浜松・飯田の両市長が口上合戦を行ったほか、愛知県豊橋市市長が行司役となり、戦いを盛り上げた。
今回遠州軍が勝利したことで、勝敗は12勝12敗の五分に。これまで遠州軍は信州の”領土”を奪ったことがないが、今年”国境”を元の位置に戻したことで、来年は信州側に攻め込むチャンスを掴んだ。一方、信州軍は「信州に海を!」を目標に掲げ、過去に最大4mの”侵略”に成功しているが、この”国境”を海まで移動させるには、6万7000連勝する必要があるという。
地域の交流を深める良いイベントだと感じました!!