平成29年の節分は、2月3日です!
節分の夜、半紙に包んだお餅やお菓子、お金を持って、密かにダッシュしたことはありますか???
もし、やったことがある人は遠州地方出身の方かもしれません。
遠州地方のごく一部にのみ伝わる節分の風習があります。
節分の日に厄年の男女が厄落としの為にやる行事です。
一升のお餅を数え年に切り分け「なた餅」を作ります。
厄年は、数え年で男25歳と42歳、女19歳と33歳ですから、19歳の時は大きめのお餅になりますね。
このなた餅を、交差点や橋のたもとに夜置いてくるんです。これを誰かに拾ってもらうと「厄落とし」になるわけです。
この交差点に置きに行くときにも決まり事があります。
・人に見られてはいけない
・行きと帰りで同じ道を通ってはいけない
・しゃべってはいけない
・後ろを振り返ってはいけない
これを守らないと、厄落としができないようです。
この風習のある地域の子供たちは、お餅やお菓子、さらにはお金まで入っているので
とても楽しみにしているそうですよ♪
節分の日の帰り道、交差点や橋を通るとき、よく見てみてくださいね!