社格 社柄 社徳
三省堂が出版している、大辞典【広辞林】によりますと
① 人格 =個人として独立しうる資格。人柄。品性。
人格者 =立派な品性を備えた人(品性とは道徳的価値によって見た性格)
人格主義=倫理の決定的基準を快楽幸福などにおかず、自覚的、自立的人格の絶対価値を道徳の原理とする立場。
となっています。また
② 人柄 =人の品格。人品。人品がよいさま
③ 人徳 =人格に備わっている徳(徳とは正しい人道を悟り行いにあらわすこと。心が正しく行いが善であること。道にかない筋道にしたがうこと。等)
人として生まれ、人として生きていく中で、私達人間が、人間として身につけたい古代
からの絶対的目標、理想が上記の3つであります。私達はこれらを身につけるために日々
努力し研鑽しているはずです。私はここで、人あるいは人間としてあるはずのこの3つを
法人としての会社も身につけるべきだと提案したいと思います。全体朝礼では何度かこ
の話をして来ましたが、あらためてもう一度しっかり私達KONOIKEが会社として身に付
けたいと考え、ここに述べさせていただきます。最近の様々な事件を見てきますと、会社
の目的や目標は何なのか考えさせられる事件ばかりです。売上高を上げる、利益を上げる、
利益率を上げる、そのためには効率を良くし、ムリ ムラ ムダをなくし徹底的にコスト
を下げ競争に打ち勝って行く。ここまでは正しく、絶対に実行しなければなりません。が、
これが行き過ぎると根本が違ってきます。会社は利益をあげるために仕事をしているので
はありません。KONOIKEの場合は経営方針(経営理念実現の課題と方針)にあるように
① 期待超越 お客様の期待を超える建築成果を提供し常にお客様から必要とされる
会社であり続けます。
② 創造革新 常に創意と工夫を重ね革新し進化する会社であり続けます。
③ 幸福舞台 社員と社員の家族の幸福を追求し、希望と生きがいの持てる会社であり続けます。
他にも ④ 健全公正 ⑤ 環境共生 とありますが、私達KONOIKEは
これらの方針を実現するために仕事をしているのです。そしてその結果が形として利益に
なって残ってくるのです。どうか皆さんここを履き違えないで下さい。KONOIKEは
『社格』も『社柄』も『社徳』も素晴らしい会社になるために存在しています。新聞紙上
に載っているような会社とは違います。どうか皆さん精一杯努力して経営理念の『お客様
と社員が夢と誇りと喜びを共創できる素晴らしい会社』を目指しましょう。