得手に帆をあげよ
表題は昭和23年に設立した「本田技研工業」を、「世界のホンダ」に躍進させた、創始者【本田宗一郎氏】の残された、有名な言葉の中の一つです。【本田宗一郎氏】は、KONOIKEの本社のある浜松市(旧磐田郡光明村、旧天竜市)の出身で、私達、郷土の市民の誉れ有る先輩で『やらまいか』の先駆者でいらっしゃいます。
この【本田宗一郎氏】が挨拶の中で、次のように話され、残された言葉があります。
『 半端な者同士でも、お互い認め合い、補い合って、仲良くやっていけば、仕事はやっていけるものだ。世の中に完全な人間などいるものではない。自分の足りないもの、できないところを、まわりの人に助けてもらうと同時に、自分の得意なところは惜しみなく使ってもらうのが、共同組織のよい点で、大事なところだ。 』
『 一人一人が自分の得手、不得手を、包み隠さずハッキリ表現する。石は石でいいんですよ。ダイヤはダイヤでいいんです。そして監督者は、部下の得意なものを早くつかんで伸ばしてやる。適材適所を配置してやる。これが大事だ。 』
この言葉の意味する所は非常に深いと思います。私達人間には個性があり、人それぞれですが、会社という組織の中ではそれがかえって役にたちます。お互いが認め合い、得手不得手を認識し合い、そして仲良く補いあって仕事をやっていく。これが色々な場面で役にたち、会社と言う組織が発展して行ける原動力になると思います。そしてチームワークよく進めて行くことが、将来の夢を実現できる基だと思います。
ところで『得手に帆をあげよ』は個人だけでなく、会社という組織にも通用するのではないでしょうか。私達KONOIKEの『得手』とはなんでしょう。私はKONOIKEの『得手』は不動産と建設を融合したメーカーにあると考えます。本田技研工業が設立された昭和23年にKONOIKEも設立しました。この永い歴史の中で創業時の不動産業から建設業、そして両方を兼ね備えたメーカーと進んできました。社名も『鴻池不動産』『鴻池不動産建設』
『鴻池建設』『KONOIKE』と変わってきました。不動産と建設を融合したメーカーの商品がグランストークマンション(GS)でありグランストークシステム(GSS)であります。この商品をもっともっと普及させ、また進歩させることができるのが現在の『KONOIKE』です。お蔭様で(GS)の受注も順調でGSSも普及されて来ましたが、まずは全県下にもっと知って貰いそして、次の段階に進みたいと思います。私達の『得手』はハードとソフトを兼ね備えた【賃貸マンションの経営】です。(GS)と(GSS)のコンセプトは【所有は地主様 経営はKONOIKE】です。ぜひもっと多くの皆様にこの商品の良さを知ってもらい日本の賃貸マンションの向上に貢献して行きたいものです。そして『得手に帆をあげたい』と思います。