ありがとうをはこぶ KONOIKE
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

成功の理由

 表題は情報誌である【商工経済情報】第2569号の「前照燈」に載っていた内容です。大変参考になる話ですので、今回はこの話を引用させていただきます。
 《 アメリカの元プロバスケットボール選手でカリスマ的存在であるマイケル・ジョーダンは、こんな言葉を残しています。「障害はあなたを止めることはできない。もし、壁にぶち当たっても、逃げるな。あきらめるな。どうやって壁をよじ登っていくか。突き抜けていくか。乗り越えていくかを考えよ。」
そのマイケル・ジョーダンの知人、ジムの話。
ジムは野球が大好きでした。大学卒業後はメジャーリーグで活躍することを夢見ていました。しかし、ジムにプロチームから誘いはありませんでした。ジムはがっかりしましたが、なんとか野球に関わる仕事をしたいという情熱が抑えられず、あらゆるチームに自分を雇って欲しいと履歴書を送りました。すると、あるチームでバッターの練習相手を務めるバッティングピッチャーをやってみないかという返事が来ました。ジムはピッチャーはやったことはありませんでしたが、プロチームで仕事ができるという喜びですぐにOKの返事をしました。ジムは一所懸命仕事をしましたが、連日の投げ過ぎで、肩を壊してしまいました。バティングピッチャーとはいえ厳しいプロの世界、数日休めば自分はお払い箱になってしまう。彼は薬、痛み止めの注射などあらゆることをして投げ続けましたが、遂に限界が来てしまい手術をすることになりました。手術後は、当然投球はできませんでしたが、なにもしなければクビになってしまう。ジムは何か出来ることはないかと必死で考え、ブルペンキャッチャーという仕事に就きました。慣れないキャッチャーで指を痛めたりしましたが、ピッチャーへの返球を痛めていない左で投球しているうちに左で力のあるボールを投げられるようになり、再びバッティングピッチャーもやるようになりました。ところが、遂に左肩も壊してしまい、ジムは球団に故障を報告しました。「もう、ブルペンキャッチャーもできません」と。しかしジムは解雇されませんでした。そして監督直属のスコアラーという素晴らしい職を与えられました。
マイケル・ジョーダンは成功の理由についてこんな言葉も残しています。
「9,000回以上シュートをはずし、300試合の勝負に敗れ、勝敗を決める最後のシュートを任されて26回もはずした。人生で何度も何度も失敗した。それが成功の理由だ。」 
 私達の長い人生には数えきれないほど多くの試練があります。全てがうまく行くことばかりではありません。しかし彼の言っているとおり数多くの失敗があっても、絶対に諦めずに歯を喰いしばって頑張り続ければ、必ず素晴らしい未来がやって来ます。
少しずつ良くなって来ているとはいえ、まだまだ厳しい経済情勢は続きます。こんな時だからこそ、どんな壁でもよじ登っていく勇気とやる気で、全員でKONOIKEの今期の目標を達成しましょう。やれば必ずできます。信じてやり続けましょう。

素晴らしい未だ見ぬKONOIKEに会う為に今頑張ります