猛暑日
ロンドンオリンピックが開催されています。期待通り活躍出来ている選手もいますし、そうでない選手もいます。オリンピックに参加できていることに感謝して、今までの死に物狂いの練習を思い出し、悔いのない結果が出せるよう頑張って欲しいと思います。日本国民が一つになって熱い声援を送っています。日本人として同胞を意識する最大のイベントがオリンピックであることは間違いないですね。時差の影響で中々リアルタイムの情報を知ることは大変ですが、全国民で、閉会式まで応援を続けたいと思います。ところで、今、日本はものすごい暑さで連日のように猛暑日が続いています。毎日熱中症で救急車に運ばれている人々が数多くいるようです。お互いに気をつけてこの暑い夏を乗り越えたいものです。この猛暑日という言葉は2007年4月から気象庁が天気予報や気象情報に用いる解説用語として使い始めたようです。ちなみに気温35℃以上の日を猛暑日といい、気温30℃以上を真夏日、25℃以上を夏日というそうです。真夏日とか夏日は以前からありましたが、猛暑日はこの数年の暑さが厳しすぎ気温35℃を超す日も増えて敢えて作られたようです。これは地球温暖化や都市化の影響で1日の最高気温が猛暑日になる日が1990年以降急激に増え、東京など大都市では20年前の約3倍になってしまいました。そこで特別な名前で呼ぶべきという意見が強まり、お天気キャスターの森田正光さんが酷暑日などと言い始め、統一した気象用語にした経緯があったようです。いずれにしても以前は無かったこんな猛暑ですが、熱中症対策にはこまめに適量の水分と塩分をとり、少しでも異変を感じたら木陰などで休むことが大事だそうです。問題は自分では気がつかない状態になってしまうこと、つまりのどが渇いたとか、体が熱くなっていることに気がつかない、そういう信号が脳から発信されなくなって、水を飲むことを嫌がってしまうことだそうです。ですから飲みたく無くても、少しずつ水分を無理にでも飲むことが一番の対策になるそうです。オリンピック観戦で熱くなりまた猛暑日で暑くなっている日本ですが、体調には気をつけてお互い頑張りましょう。日本国内では夏の高校野球、甲子園大会の予選が各地で繰り広げられています。続々と予選を勝ち抜いて甲子園行きの切符を手にした学校が発表されていますが、こんな話を聞いたことがあります。ある有名な監督さんの話です。《 「監督さん、どうしたらそんなに強い選手を育てられるのですか」と負けてばかりいる監督が聞いたそうです。「それでは一度、練習を見に行ってみましょうか」「是非練習の方法を教えて下さい」監督は学校に着くと部室を見に行きました。「靴を揃えるように、部室を掃除するように、バットやグローブ等の手入れや、またベースやネットをもっと大事にするように」と言って練習は見ないで帰ってしまいました。 》これが強いチームを作り、強い選手を育てる一番早い方法だそうです。やはり基本が大事、参考になりますね。