ライバルに勝つ
5月になりました。1年中で一番天気の良い季節です。さわやかな気候の中元気よく過ごして行きましょう。
先日、NHKのテレビでアフリカ大陸を大移動するヌ―の迫力ある映像を見て、その凄さにびっくりし、また感動しました。
ヌ―はウシカモシカとも呼ばれウシとカモシカのあいの子のような動物です。
アフリカのケニア、タンザニアのセレンゲティー国立公園での撮影で、スタッフも大移動につきあい、貴重な映像が撮れたようです。
ヌ―は数万から時には数十万頭で長い時には3.000キロメートルを餌となる若草を求めて移動します。大移動に伴って様々な困難に遭遇します。川を渡る時には知恵を絞り、渡り易い場所を探し、若いオスのヌ―に先に渡らせ、危険が無いことを確かめてから我先に川に飛び込んで行きます。
その迫力はものすごいです。
また長い旅になりますから天敵に襲われ命を落とす者も出てきます。ライオンの格好の餌食として食べられるのは弱いヌ―です。かわいそうに、かよわい者から狙われ餌となります。大群ですから何匹か食べられても、群れの数は何の影響もなく移動して行きます。
私はこれを見ていて少し残酷ですがあることに気づきました。
ヌ―の一匹にとれば戦っているのは天敵のライオンではなく、同じ仲間のヌ―であるということです。
ライオンに勝てなくてもライバルに勝てば生き残って行くのです。
食べられてしまうのは、周りにいる中で一番弱い、逃げるのが遅いヌ―だけなのです。他のヌ―は何事も無かったかのように若草を求めて大移動を続けるのです。同じ仲間のライバルに勝てば良いのです。ライオンと戦う必要はありません。
私達KONOIKE も同じなのかも知れません。ライバルに勝てば良いのです。
こんなことを考えていた時、タイミング良く遠州信用金庫さんから送って頂いたマンスリーインフォーメーションに「対抗意識を燃やせ」がタイトルの文書が届きました。その中に次の話が載っていました。
《 こ
んな話がある。2人のハイカーが山道を歩いている時、グリズリー(大型の灰色熊)と鉢合わせた。グリズリーは2人に近づいて来る。1人は、すぐに重いハイキングシューズからランニングシューズに履き替え始めた。それを見たもう1人が「こんな時に何をやっているんだ。熊は君より速く走るんだぜ」と言った。熊は100メートルを7~8秒台で走ると言われる。だが、そのハイカーは事もなげにこう言った。
「熊より速く走る必要はないよ。君より速ければいいんだ」。
人生やビジネスで生き残るには、自分の競争相手は誰か。出し抜くために履き変える靴は何かを考える事が大事だ。 》
その通りなんですね。ライバルに勝ちさえすれば天敵に勝てなくても生き残れるのです。賃貸マンションのライバルは賃貸マンションです。
私達のグランストークマンションがその時の(その時代の)ライバルであるその近くのマンションに勝てばいいのです。賃貸マンションの数はヌ―程ではないにしても数多くあります。弱いマンションにならないよう頑張りましょう。
『 素晴らしい未だ見ぬKONOIKEに会う為に今頑張ります。 』
以上