気持ちのいい挨拶をしよう
5月になりました。あんなに寒かった冬も終わり、春が来て新緑の5月です。花は咲き誇り、木々は緑鮮やかな気持ちのいい季節です。
ここ浜松では、毎年楽しみにしている方々が多い、凧上げ祭りが3日から5日まで開催されます。勇壮な昼の凧上げ合戦、絢爛豪華な夜の御殿屋台の引き廻しと、街中が賑やかな、一年で一番楽しみな時です。祭りに参加する人々は、準備万端、気もそぞろという時でしょう。県内始め県外からも大勢の見物客がやって来ます。
ゴールデンウイークということで、楽しい計画を立てている方もいることでしょう。この時期、日頃御無沙汰している方に、久しぶりに会う機会も多いと思います。是非気持ちのいい挨拶をしたいものです。
今日はこの気持ちのいい挨拶について述べたいと思います。
以前このコラムでも紹介しましたが、気持ちのいい挨拶で、賃貸マンションの受注が出来た話を書きました。
当社の女性社員が、毎朝近所の方に挨拶をし、そしてそれが、その方にとって、本当に気持ちのいい挨拶であったようです。その社員がいる会社なら信頼できると建設を発注して頂きました。また建設現場の社員が、気持ちのいい挨拶をして、現場近くの方から受注をしたこともありました。
この気持ちのいい挨拶はどうすればできるのでしょうか。
それは、やはり気持ちのこもった挨拶ということでしょう。
気持ちのこもった挨拶はどうすれば出来るのでしょうか。
私は目配り気配りが出来る人の挨拶だろうと思います。
それでは目配り気配りはどうすれば出来るのでしょうか。
どんな人が出来るのでしょうか。
それはやはり、その人の、人格性格であると思います。
もっと言うと躾の問題かもしれません。
出来ない人はいつも自分のことばかり気にして、他人のことはどうでもよいし、見ていても関心がないので気が回らないのです。
例えば社内で一緒に働く人を喜ばせられない人は、初対面あるいはたまにしか会わないお客様に、気遣いが出来るはずがありません。
目配り気配りが出来ないと、今後の人生は、夢ある楽しい人生を放棄したのと一緒です。
私は時々ゴルフをしますが、この目配り気配りがそれぞれのプレイに出てしまうのです。目配り気配りの出来る方とプレイをすると、自分の成績がどうであっても、楽しいひと時を過ごす事が出来るのです。
是非皆さん、この目配り気配りを随所で行って下さい。そうすれば今後の人生が本当に有意義な実りある人生になります。
ここでご存じの方も多いと思いますが、先日、国賓として来日されたオバマ大統領の、宮中晩餐会での挨拶を紹介します。天皇陛下が東日本大震災の時、現地の方々にお話しされた言葉を引用されたものです。
【最後に当時の陛下のお言葉の精神を思い起こして私の挨拶とさせていただきます。なぜならこの精神は日米両国の友情と同盟に対する今夜ここに集まった私達の願いでもあるからです。「決して希望を捨てることなく、互いを大切にし、明日も強く生きていけますように」 】でした。
さすがに素晴らしい気配りの出来る方でした。
『 素晴らしい未だ見ぬKONOIKEに会う為に今頑張ります。 』 以上