住宅確保要配慮者あんしん居住推進事業がはじまりました
H28年住宅確保要配慮者あんしん居住推進事業の受付を開始したと
国土交通省のHPに記載がありました。
本事業の補助対象工事は、
①バリアフリー改修工事
②耐震改修工事
③用途変更工事
④居住支援協議会が認める工事(設備の設置・改良・照明、給湯の効率化等)
以前の民間住宅活用型のような太陽光設置、外壁改修等の共用部改修などは対象外となっています。
補助率は、 1/3 または住戸当たり50万円(用途変更の場合は戸当たり100万円)のいずれか
低い方の額となります。
また、管理に関して特徴的なことは以下の2点です。
入居対象者を
①一定の所得以下(静岡県は月額の収入 214,000円以下)の方を対象とし、
かつ子育て世帯、高齢者世帯、障がい者世帯等 を入居可能とする
②管理期間は10年、しかし、2年間経過後、募集を行っているにもかかわらず3カ月以上入居が
なかった場合は、居住支援協議会が認める場合、住宅確保要配慮者以外の一般の方の入居が
可能となるようです。
今までの民間住宅活用型は住宅確保要配慮者の募集期間を3カ月とされていたのですが、
本事業は10年間(状況によっては2年間)となりますので、オーナー様にとっては、その点も
不安になるのかと思います。
高齢者、子育て世帯、障がい者等世帯の居住の安定確保に向けての事業であることは大変
意義のあることですが、入居者様を限定するということは、オーナー様側のリスクになりかねません。
また、収入の計算式もなかなか難解で、現場の賃貸窓口の皆様が対応するのは、
少しハードルが高い印象を受けます。
いずれにしても国の補助金です。意義のある活用が望まれますね。
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