足場
今回は、外部足場について説明致します。
現在、主流になっているのが”くさび式足場”通称”ステップ足場”と
呼ばれるものです。
従来の枠組足場とは違い、材料が軽量でコンパクトにまとまることから
このタイプを使用します。
当作業所でもくさび式足場を外部足場として採用しています。
組立ては、まず敷板を地面に敷き並べ、ジャッキベースと呼ばれるもので
水平をとりながら支柱(タテ材)を立てていきます。
支柱が倒れない様に、布材(ヨコ材)を支柱に打込みながら
組み立てていきます。
ちなみに、この支柱と布材を緊結する部分を”くさび”というので、
くさび式足場と呼ばれています。
布材にアンチ(足場板)を引っ掛けて作業床を作り、
手摺・巾木・階段・大筋交い・外部シートを施工して完了となります。
鉄筋コンクリート造の当作業所は各フロアー打設ごとに足場を
嵩上げしていきます。
壁つなぎと呼ばれる材料で、建物と足場を緊結し、
外部足場が転倒しない様になっています。
人や物が落下しない様に建物と足場の隙間にアンチ又はネットを設置します。
この様に外部足場があることで高所でも安心して作業ができます。
最後に、現場の進捗状況を報告します。
5月末現在、当作業所は3F躯体工事施工中です。
安全に十分配慮しながら10月末の竣工へ向けて工程を進めてまいります。
次回は、内部の仕上げパート1を紹介します。